掃除機なしの生活ってどんなものだろう?どうやったら快適に暮らせるのかな?と気になっていませんか?
掃除機って生活必需品として新生活セットにも含まれていますし、カーペットのある家だと掃除機なしなんて考えられない!という人もいると思います。
でも、実際、私は夫と1LDKの間取りで
- リビングはカーペット
- 寝室は井草
といったラグを敷いた暮らしをしています。
ですが、掃除機なしの生活を送る私の相棒は「ほうき」なんですよね。
むしろ、ほうきで生活しても何ら違和感もありませんでした。
今回は掃除機なしの生活を送っている私が
- ずぼら主婦が掃除機なし生活を送ってみて感じたこと
- ほうきのメリット・デメリット
- 掃除機なし生活を送るときのほうきの選び方、収納方法
- 掃除機なし生活の掃除の仕方と持っておきたいおすすめグッズ
といった、掃除機なしの生活についてご紹介していこうと思います。
ずぼら主婦が掃除機なし生活を送ってみて感じたこと
実は私はずぼら主婦。
私は掃除機なし生活を送るまで、掃除機は生活をする上で必ず必要なものだと思ったので、高性能の掃除機を買おうと思っていました。
でも、なんでそんな私が掃除機なし生活を選択したと思いますか?
まず最初は、私が掃除機なし生活を送るようになった理由と不安、実際に掃除機のない生活を送って感じたことについてお話していきます。
掃除機のない生活を送るようになった理由と不安
私が掃除機なし生活を送るようになった理由は、
- 転勤族になるから、なるべく物を増やさずに生活したかった
- 掃除機よりもほうきの方がカロリー消費できるかも?
- ずぼらだから掃除機かけるのが面倒くさいかも…
という考えがあったからです。
実際、ほうきは掃除機に比べるとスペースは取らないし持ち運びに便利。
掃除機よりも案外身体を動かすからカロリーも消費しやすいというのを感じました。
でも、もともと私は掃除機は生活必需品と思っていたので、掃除機なしの生活を送ることに対して不安がなかったわけではありません。
- 髪の毛やゴミがほうきではきれいに取れないのではないか?
- 床のほこりはしっかりとることができるのか?
- 掃除をするたびにほこりを吸い込んでしまうのではないか?
- カーペットのほこりはどうやってとればいいのか?
いろんな心配ごとが私の中にはありました。
何せ、私の夫は喘息持ちな上、ハウスダストアレルギーもあります。
特に埃がある部屋では咳、鼻水、倦怠感、微熱といった症状が出てくるんですよね。
そしてわたしも、その気があるという…。
実際に掃除機なし生活を送って変わったこと
掃除機のない生活に対して不安を持っていた私ですが、実際に掃除機なしの生活は1年と数か月が経っています。
掃除機なし生活を送ってみると思っていた以上に快適な生活がそこにはありました。
なぜなら、掃除機なしでも、
- 髪の毛もゴミもほこりも、ほうきとちりとりがあればきれいに取れる
- 掃除機よりもほうきの方がほこりが舞い上がらない
- カーペット用の凄腕グッズがあった
という生活を送っているからです。
しかも、ずぼらの私からすると…ほうきって思っていた以上に楽なんです。
いちいちコンセントに繋がなくてもいいし、メンテナンスなんてすぐに終わる。
備品の管理もしなくていいんですもん。
正直、掃除機は必要か?と問われると即答で今の私は「いらない」って答えますね。
掃除機と比較したほうきのメリット
私は結婚してから、ほうきで1年数か月家の掃除をしてきました。
掃除機なしの生活を送ってきたからこそ、ほうきは掃除機に比べてメリットがあるなー!って思うことが沢山あります。
そこで続いては、掃除機と比較したほうきのメリットについてお話していきますね。
時間帯を選ばずに、すぐ掃除ができる
最近の掃除機は騒音対策のものも多くなってきましたが、それでも早朝や深夜に掃除機をかけることは近所迷惑ですよね。
でも、ほうきは掃除機とは違って、騒音を出さずに掃除ができます。
- 掃除をするのに時間を問わない
- コンセントに電源プラグを入れるといった手間もない
- 重さも軽くて掃除がお手軽
といった点があるので、夜中でも思い立ったらすぐに掃除ができるんですよね。
掃除機なしの生活を送る私にとって、ここが汚れている!と気が付いたらすぐに掃除に取りかかれるのはまさに、ほうきのメリット!
ずぼらの私だけど…ほぼ毎日ほうきで部屋を掃除できるくらい取り掛かりやすいんです!
手入れも収納もラク
掃除機なしの生活を選んだのも、掃除機の手入れや収納面を考えてのことなんですよね。
掃除機って
- 紙パック式なら紙パックの入れ替えと在庫管理が必須
- サイクロンならほこりを捨てた後、フィルターを洗うのが面倒くさい
- 収納するのにコードを巻く必要があるから面倒
って思うんですよね。ずぼらゆえに。
でも、ほうきは汚れたら雑巾で拭いて完了!
収納もそのまま立てたり、引っかけたりすればOKなのでとってもラク!
ほこりが舞い上がりにくい
掃除機ってごみを吸い込むけど、その分排気もしているのを知っていますか?
その排気によって、部屋のほこりが舞い上がるそうなんです。
私はこれまでに、掃除機を使っている最中に咳が止まらなくなったことが何度もあります。
それに対して、ほうきは掃除機と違って排気することがないから、掃除機ほどのほこりは舞わないんですよ。
自分の力の匙加減でほこりいの舞い方は全く違っていて、せき込むこともなくなったんです。
ほこりが気になるところは、コロコロローラーを使ったりと工夫するようになりました。
電気代や初期費用がかからない
ほうきのメリットとして、
- 掃除機に比べると安価で購入することができる
- 電気代がかからない
- 紙パックなどの消耗品にお金がかからない
- 壊れた時の修理代もかからない
といったお金に関する面でも優秀なんですよね。
ほうきは掃除機とは違って、1回手に入れさえすれば、ランニングコストがかからないんです。
しかも掃除機は何万円もするのに対して、高いほうきでも5000円あれば十分買えます!
ほうきは壊れさえしなければ、ずっと使えます!
だから、節約志向の方にとっては、ほうきは非常にメリットがあるのでは?なんて思います。
どんな場所でも掃除ができる
掃除機の中には、狭いスキマを掃除することが苦手なものもあります。
取り換え用のノズルもあるけど…面倒くさいんですよね。
でも、ほうきは届く範囲であれば、すぐにほこりをとることができるんですよね!
ちょっとしたところでも掃除が簡単にできますから、気軽に掃除がしやすい!
しかもカーペットも掃除できちゃうのです。
それにね、賃貸の場合って掃除機で床を傷つけないかって心配になりませんか?
ほうきの場合、床に傷つける心配なんて無用!
部屋の汚れを可視化できる
紙パック式の掃除機だと特に分かりにくくなるのが、部屋の汚れがどれだけあるのかという点。
それに比べてほうきだと掃けばゴミが溜まっていくので、部屋がどれだけ汚れているのかがよくわかるんですよね。
部屋がどれだけ汚れているのかを定期的に見ることが出来るので、掃除をしなくちゃなーっていう意識にできるのもメリットだと思います。
掃除機と比べたほうきのデメリット
掃除機なしの生活を送ってきた中で、ほうきのメリットを沢山知ることができました。
でも、掃除機がないからこそ、困ったこともあります。
そこで続いては、掃除機と比較したほうきのデメリットについてお話していきます。
ほうきだけでの掃除では不備がある
掃除機なし生活の中で見つけたほうきのデメリットは、ほうきだけの掃除では不十分という点。
掃除機のような吸引力があれば大体のごみは一回でとりきることができますし、掃除機1つで掃除が完結できます。
しかし、ほうきはそうはいきません。
ほうきは
- ゴミをとるのに必ずちりとりが必要
- 取り切れないゴミはコロコロローラーやクイックルワイパーでカバー
といった二度手間のようなことが起こります。
また、用途別(部屋、玄関、トイレ…)でほうきの種類を変えないといけないことだってあります。
だから、ほうきの本数は意外と必要だったりするわけで…ミニマリストにはなかなかなれそうにありません。
布団の圧縮作業などができない
掃除機って布団の圧縮作業ができるし、クーラーの掃除も簡単にできますよね。
でも、ほうきは布団の圧縮もクーラーの掃除もできません。
掃除機なしの生活ですから、布団の圧縮は諦めていますし、クーラーの掃除はフィルターの水洗いは必須です。
掃除機だからこそできることがあるため、そういうときに掃除機なしの生活するということは困ることがあるんですよね。
粉ものをこぼしたときが困る
私が本当に泣きたくなった出来事なのですが…小麦粉を床にこぼしたときは絶望感に苛まれました。
床と床のスキマに小麦粉が入ったら、なかなかとれない…。
ほうきだけでは限界があると感じた瞬間です。
結局、私はつまようじを使って、なんとかスキマの小麦粉をどうにかこうにかしましたが…こういうときは掃除機がある方が良いなって思いましたね。
掃除機なしの生活には欠かせないほうきの選び方と収納
掃除機なしの生活を送るなら、ほうきは必須ともいえる存在。
そんなほうきの選び方と、邪魔にならない収納の方法についてお話していきますね。
ほうきを選ぶ際のポイント
いざ、ほうきを選ぶ際、どこをポイントにしたらいいのか分からないという人も多いと思います。
ほうきを選ぶポイントですが以下の3点となります。
- 使う場所(リビングの床、玄関・ベランダなどの用)を考える
- 毛の素材(水洗いできるか、毛が抜けにくいか、床を傷つけないか)を考える
- 収納のしやすさ(かけて収納できるものか、ちり取り付きか)を考える
しかし、実際はそれに加えて「手に取ってみて自分が掃除しやすいかどうか」を考えた上で検討していく必要があります。
手に持って掃除をしてみたけれど、しっくりこない…となると掃除も楽しくありません。
わたしはフローリングの部屋に住んでいるので、本当はしゅろほうきが好ましいのですが、しなりのある普通のほうきを買いました。
理由は
- カーペットと井草ラグの掃除が簡単
- しゅろほうきは湿気に弱いので手入れが大変かな?
と思ったからです。
ほうきの選び方は「アズマ工業株式会社」さんの場所別!ほうきの選び方が参考になりますよ!
ほうきの収納場所
ほうきの収納場所なのですが、ほうきの先を床につけて収納してしまうと傷んでしまいます。
だから、ほうきの収納をするのであれば、どこかに引っかけて収納するのが1番です。
私の場合、ちりとりがついているほうきはそのまま。
トイレで使うほうきは、タオルかけのところにかけて収納。
部屋の掃除をするほうきはカーテンレールにかけて収納をするようにしています。
大きなほうきはカーテンレールにかけておくと本当に便利なので、収納場所としておすすめしておきますね。
ほうきのサポートおすすめグッズと床掃除の方法
掃除機なしの生活となると、どうやって掃除をしてるんだろう?と考える人もいると思います。
そこで続いては、
- ほうきのサポートおすすめグッズ
- 私の床掃除の方法
についてお話していきたいと思います!
ほうきのサポートおすすめグッズ3点
掃除機なしの生活を送るのであれば、ほうきのサポートグッズがあると掃除が非常にラクになります。
私が実際に使っているほうきのサポートグッズは
- クイックルワイパー
- コロコロローラー
- ぱくぱくローラー
の3つです。
私が使っているぱくぱくローラーとコロコロローラーの写真です
- ドライシートでほうきで取り残したほこりや髪の毛を絡め取ってくれる
- ウェットシートで雑巾がけが楽になる
- ワックスシートでワックスがかけられる
の3つを行うことが出来るので、非常に重宝しています。
- ほこりを舞わずにとることが出来る
- 粉ものをこぼしたときに取りやすい
- カーペットの髪の毛やゴミを取りやすい
といった点で助かっています。
でも、私が1番おすすめしたいのはカーペット専用のコロコロローラーである「ぱくぱくローラー」です。
- カーペットの髪の毛やほこりをしっかりと絡め取る
- スペア交換不要で繰り返し使える
- ふたがワンタッチで開くので、衛生的
ぱくぱくローラーはかなりの便利アイテムで、動物の毛をも綺麗に取ってくれると大好評!
コロコロローラーなんて非ではありません。
わたしの家の床掃除の仕方
では、続いては私の家の床の掃除の仕方について触れていこうと思います。
我が家の掃除の仕方は以下の通り。
毎日すること |
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ほこりが気になる時・所 |
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床の仕上げ |
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という感じで掃除をしています。
毎日必ずしているのは、ほうきで掃くこととコロコロローラーです。
ほこりや髪の毛は毎日掃除をしていても取れるので、今日も掃除頑張った~という充実感を抱くことができますし、良い運動にもなります(笑)
皮脂汚れが気になるときは、ウタマロクリーナーを水で希釈して磨くと綺麗になるのでおすすめです~!
掃除機なし生活はほうきの暮らしで快適に。
掃除機なしの生活を過ごしてみて感じたのは、「掃除機がなくとも、ほうきがあれば生きていける」ということ。
決してミニマリストになりたいわけではないですし、掃除機必要だなって思うときもあるけれど…ほうきの暮らしは思っている以上に快適。
ずぼらの私だけれど、掃除機のように重い腰をあげなくてもすぐに掃除ができるほうきは、とても魅力的。
それにね、ほうきを使って掃除をしていると…なんだか、丁寧な暮らしを送っているような感覚になれるんです。
夫のためにこうして掃除を頑張る自分も嫌いじゃないですし、むしろ楽しいくらい。
そして…専業主婦は食べたらすぐ太っちゃうから、良い運動になってラッキーっていう思考まで養えちゃいました(笑)
アレルギーも今のところ出ていませんし、掃除機なし生活に耐えられない日がやってくるまで、このほうき生活を堪能しようと思います。
掃除機がなくても意外と生きていけることに気が付くと思います。