今回は「米粉カレー」についてのお話です。
カレーはカレールーを使うことで、お手軽簡単に調理することができるということで、家庭でもよく作られる料理ですよね。
ただ、市販のカレールーは添加物が気になる……と、スパイスからカレーを手作りする人もいるのではないでしょうか。
実は我が家がまさにそれ…。スパイスを色々混ぜてカレーを作っていたため、お手軽簡単なカレーが、我が家では作るの大変!億劫なメニュー!となっていました…。
そこで、わたし…お手軽で作れるカレールーで、無添加のものはないだろうか?と考えるように。
すると……なんと「米粉カレールウ」となるものに遭遇しました!

ということで、このオリエンタルさんから出ている米粉カレールウで米粉カレーを作りました!
今回はそんな米粉カレールウについて、
- 米粉カレールウはどんな商品なのか
- 米粉カレールウの料理手順
- 無添加のカレールーだけどちゃんとカレーの味や辛さがあるのか
- 米粉カレーは小麦粉とどう違うのか
といった点に焦点を当ててご紹介していきます…!
オリエンタル米粉カレールウとはどんな商品?
株式会社オリエンタルさんから発売されている「個性派カレー」として知られる「米粉カレールウ」。
この米粉カレールウはカレー粉の主原料となる小麦粉を使わず、すべて米粉に置き換えられている商品なんです!
粉末タイプで油脂の使用量は少なく、植物性由来の水素添加した硬化油を使用していない……という点で、トランス脂肪酸を軽減した商品となっていて、健康を意識した商品ということですね!

画像からも分かるように、
- 愛知県産の米粉を100%使用している
- 脂質30%カットされている(日本食品標準成分表2010 カレールウとの比較)
- 化学調味料・着色料不使用とされている
という点でも、カレールーは健康が気になって使うのをためらう方からしても、この米粉カレールウは魅力的と言えるのではないでしょうか。
それに、今は小麦粉をとらない「グルテンフリー」の生活を心掛ける方もいますから、このカレールウは画期的…!
ちなみに、この米粉カレールウは1袋120gで6人前作れます。
原材料はこちら
米粉(愛知県産)、カレー粉、食塩、植物油脂(パーム油、菜種油)、砂糖、酵母エキス、香辛料、味噌、チキンブイヨン、トマトペースト、リンゴペースト、チャツネ、魚醤、ココアパウダー、オニオンエキスパウダー、(原材料の一部に大豆を含む)
原材料を見ても、化学調味料や着色料が記載されておらず、魚醤やココアパウダー、酵母エキスを使用して味に深みを出しているとのこと。
ただし、米粉カレールウを作る製造工場では、小麦、乳、卵、落花生を含む製品を生産しているようなので、アレルギーがある人は少し注意した方がいいのかな。
栄養成分1皿分(20g)あたり
- エネルギー 89kcal
- タンパク質 1.4g
- 脂質 4.6g
- 炭水化物 10.5g
- ナトリウム 864㎎(食塩相当量 2.2g)
- 飽和脂肪酸 2.1g
- トランス脂肪酸 0g
- コレステロール 0㎎
市販のルー単体で大体100kcal~200kcalあるものが多いので、それと比較するとカロリーが少し抑えられているなぁという印象。
公式HPはこちら→オリエンタル個性派カレー 米粉カレールウ
米粉カレールウを実際に調理してみる
さて、それでは実際に米粉カレールウを調理してみました。
作り方と材料はパッケージの裏に記載されています。なので、ここではざっくりとした作り方をご紹介していきます。

①厚手の鍋にサラダ油を大さじ2を入れて熱し、一口サイズに切った肉と野菜を入れて良く混ぜます。

②水を850ml加え、沸騰したらアクをとり、材料が柔らかくなるまで中火で煮込みます。

その間にカレールウを開けてみると、このようなカレー粉がたっぷり入っていました。さらさらとした粉末タイプのため、塊となったカレールーに比べて溶かしやすそう。
そして、わたし、ある点に気が付きます。
袋に入ったカレー粉は全部使いきらないといけないものが多いから、袋止めクリップを使うことがありますよね?
でも、この米粉カレールウは少量使いもできるよう、チャックがついているので保存しやすくなっているんです!
一袋6人前となっているため、これは少人数の家族にも非常に便利…!
カレーが連日続くのが嫌だな~という方も使いやすいですし、カレー粉を他の料理にも使えるから、かなり重宝しそうです!
③コトコト煮込んで具材が柔らかくなったら、一旦、火を止めてカレールウを入れて十分に溶かし、再び弱火で煮込みます。

溶かし始めた当初は、画像のようになんか薄そう…という感じで、本当に小麦粉のカレーのようにとろとろのカレーになるのかな?と半信半疑でした。
そのため、ルーを入れてから10分弱コトコト煮込ませることに。

すると上の写真のようにトロトロのカレーへと変貌しました。
これは小麦粉のカレールーと比べて、引けを劣らないとろみ具合ではないでしょうか?
いざ、米粉カレーを実食!
さて、米粉カレールウを用いたカレー調理の所要時間30分。すぐ作ることが可能でした。
出来上がりはこちら!とろみもしっかりついた、米粉カレー完成です。

それでは早速食レポをしていきましょう。
味はどのような感じ?無添加だけどカレーの辛さはある?
当初のわたしは、「化学調味料無添加のカレー」は健康的な印象が強く、味が控えめというイメージを持っていました。
写真ではやや分かりづらいですが、カレーの色合いも少し黄色がかかっていて、中辛って書かれていても辛くないかも?もし味が薄ければスパイス足してみようかな?とも考えてました。
しかし、カレーの色がやや薄いのは着色料不使用という点から来ているものだと発覚。
口に入れた瞬間、素朴だけれどちゃんと辛みもある味わいにびっくり。素材本来の味も邪魔しておらず、とにかく美味しいの一言。
大手のカレールーに全く引けを取らないカレーの美味しさに、目から鱗な状態でした。
ただ、香辛料をガツンときいているわけではないので、辛いものが大好き!という方からすると少々、物足りないかもしれません。
しかし、中辛というだけあって、しっかりとカレーの辛さは健在で美味しかったです。
もっと辛さがもっと欲しいという方は、カレーパウダーを振りかけて食べてみると良いのかな?と思いました。
夫婦で辛さに対する意見は若干違えど、オリエンタルさんの「米粉カレールウは美味しい!」という意見は一致しました。
米粉と小麦粉では違いがある?
では、米粉と小麦粉では違いがあるのでは?という点についてお話していこうと思います。
米粉と小麦粉では味やとろみに違いがあるのでは?と思っていましたが、小麦粉を米粉にしたところで、全く違和感というものはありませんでした。
とろみもしっかりとついていましたし、味もきちんとまとまっていて、違和感を持つところがありません。
むしろ、日本人はカレーライスはお米で食べているし、お米を使った方が味にまとまりが出るのでは?と感じたくらい。
グルテンフリーを心掛けている人も、そうではない人も、小麦粉と米粉の違いなんてわからないのでは?と思うくらい、本当に美味しい商品でした。
《まとめ》化学調味料無添加の米粉カレーは安心な上、美味しいものだった。
化学調味料無添加のオリエンタルさんの「米粉カレールウ」のカレーは、とにかく美味しいカレーでした。
米粉カレールウは辛いだけの商品ではないので、カレーを食べるときに素材の味もしっかり楽しみたいという方にとっては、非常に価値のあるカレールウと言えるのではないかな?と思います。
化学調味料が無添加で安心できるだけではなく、脂質30%オフ、小麦粉を使わないからグルテンフリーにもなるこのカレールウには、魅力が沢山詰まっているなと感じました。
身体の面が気になって、カレールウを使うことに抵抗がある人にとっても、こちらの商品は本当に便利な商品だと思います。
それではまた!