婦人科に通って2周期目で、
と先生から提案をされました。
と若干の恐怖心を抱きながらも、先日そんな卵管通水検査を受けてきました。
今回は実際に体験したことを踏まえて
- 卵管通水検査はどんな検査か
- 痛みはあるのか、いつ行うのか
- かかった費用はどれくらいか
- 副作用は出るのか
- どんなメリットがあるか
などをお話していきます(*^^*)
↓2周期目はフーナーテストをしました
卵管通水検査っていつする?どんな検査?痛みや出血は?
卵管通水検査は「子宮腔や卵管を洗浄して、卵管の詰まりの有無を確認する検査」です。
卵管が閉塞していると精子、卵子、受精卵が通ることができません。
→卵管の通過性を診ることは、治療方針に影響を与えます。
そんな卵管の通過性を診る検査は3つあります。
- 卵管造影検査(造影剤を使用)
- 卵管通水検査(生理食塩水を使用)
- 卵管通気検査(炭酸ガスを使用)
今回は卵管通水検査を行ってもらったので、卵管通水検査の処置の流れと痛みなど体験談をご紹介していきますね。
卵管通水検査はいつ行うの?予約のタイミングは?
卵管通水検査をいつ行うか気になる方もいるのではないでしょうか。
大体の施設では、卵管通水検査は生理が終わってすぐ(2~3日程度)の低温期に行うことが多いようです。
ちなみに予約は生理が始まったタイミングでとるようになります。
- 卵管通水検査は生理直後の低温期に行う(生理終了から10日間の間まで)
- 生理が多い人は検査当日に血液が逆流する可能性があるので、確実に生理が終わってからの方が良い
- 予約は生理がやってきた段階でする
卵管通水検査の処置と痛みについて
卵管通水検査ですが、卵胞チェックを行うときと同じく開脚式の内診台の上で行われます。
とはいえ、卵管検査の手順をご紹介しておきますね。
- 子宮口からバルーンカテーテル(先端が風船状になっているカテーテル)を入れる
- 子宮内にバルーンを固定させる
- 色付けした生理食塩水を注入して、子宮の内腔を充満させる
- 生理食塩水がスムーズに入っていくかで卵管の状態を評価する
卵管通水検査直前に外陰と膣内を消毒された後、先生から
と言われながら、バルーンカテーテルを子宮口から入れられました。
この時の痛みとしては、バルーンカテーテルで子宮を膨らませるので、生理痛のときのようなズーンとした重たい痛みが続きます。
その生理痛のような重めの痛みがある中、生理食塩水を入れられるのですが、先生の方から
って言われました。
そもそも私の場合はバルーンカテーテルの方が痛みがあったので、生理食塩水を入れているときの痛みはほぼありませんでした。
卵管に狭窄がない場合、圧力があまりかからないので痛みも少ないのだとか。
- 卵管が通っている → 生理食塩水は腹腔内に流れ出て圧力は一定。痛みも少ない。
- 卵管が通っていない(閉塞) → 圧力が上がって痛みが強くなる。
ちなみにバルーンカテーテルを抜くと、子宮のズーンとした重い痛みは引いていきます。
卵管通水検査を行った後。生理食塩水と出血は…?
卵管通水検査を行った後、私の担当医の先生は腹腔内に生理食塩水が溜まっていることをエコーで見せてくれました。
と先生から卵管は大丈夫とのお墨付きをいただいたので、一安心しました。
ちなみに…卵管通水検査で入れた生理食塩水の多くは膣に出てくるので、検査後は下着にナプキンをつけておくことをおすすめします。
また、検査後は1~2日ほど出血することがあると言われましたが、私は最初少しだけ出血しただけでした。
- 生理食塩水が膣から出てくるので、大きめのナプキンをつけておくのがおすすめ。
- 少量の出血が出てくるのは、検査の影響。
卵管通水検査の副作用やメリット、かかる費用は?
卵管通水検査についてお話してきましたが、検査を行う上で副作用はあるのか、どんなメリットがあるのか、どれくらい費用がかかるのか…気になりますよね。
続いてはそんな「副作用」「メリット」「費用」の3つについてお話していきます。
卵管通水検査の副作用って…?
卵管通水検査の副作用としては、生理開始から検査当日までに性交渉をしてしまうと異所性妊娠を引き起こす可能性があるのだとか。
そのため、性交渉を卵管通水検査を行うまでにしてしまったら、検査は中止になるので気をつけないといけません。
また、稀ですが外陰部などについていた細菌によって、感染症を引き起こすこともあるそうです。
卵管通水検査をするメリットって?
卵管通水検査のあとの6か月(2~3か月といわれている場合もある)は、ゴールデン期間と呼ばれていて、妊娠の確率が上がるのだとか。
卵管通水検査で妊娠の確率が上がる理由としては、
生理食塩水を通すことで、卵管が開通し、卵子や精子が通りやすくなる
卵管の軽度の狭窄が取れて卵管の繊毛の働きがよくなる
卵管の通過性がよくなることで子宮内の炎症が改善され、着床率が上がる
といったことが、いろんな病院でも言われています。
卵管通水検査にかかる費用は?
そんな子宮卵管通水検査はかかる病院によって費用は全く違って、2000円からできるところもあれば25000円かかるところまであります。
私が行った病院では調べていた費用とは大幅に違って、保険適用で「540円」という破格の金額でした。
特に産婦人科と不妊治療専門クリニックでは費用にかなりの差があるみたいです。
- 卵管通水検査にかかる費用は施設によって差がある
- 産婦人科の方が費用が安くなる傾向があるよう
卵管通水検査と卵管造影検査の違いって…?
ここまで卵管通水検査についてお話したんですが、実は卵管通水検査と卵管造影検査では精度に差があると言われています。
卵管通水検査の場合、先生曰く
と言われました。
つまり、卵管通水検査はどちらかの卵管が通っていれば検査は良好になるということです。
そんな卵管通水検査に対し、卵管造影検査は造影剤の流れをエックス線を用いて検査するので精度が高くなります。
卵管造影検査でわかること
- 卵管閉塞や癒着の有無
- 子宮の大きさや形状、奇形の確認
- 子宮内膜ポリープや子宮筋腫の大きさの確認
卵管通水検査と違って、どちらの卵管が閉塞しているかが分かる!
私は卵管通水検査で良好な結果を得られましたが、確実に卵管が左右どちらも通っているという保証はありません。
とはいえ、軽度の詰まりであれば通水検査でも改善できるようなのでそうなっていればいいな~と思っています( *´艸`)
卵管通水検査後はゴールデンタイム!でも気負いすぎないように!
卵管通水検査は人によって痛みの差がかなりあるようなのですが、検査後は妊娠しやすくなるということなので、ぜひ頑張りたいところ。
ただ、半年以内に妊娠しなかったらどうしよう…っていうプレッシャーも同時に生まれてしまいます。
でも、妊娠は本当に奇跡だなと感じているので、ゴールデン期間とはいっても「妊娠出来たらラッキー」っていう風に考えておく方がいいのかなって思います。
自分を追い詰めすぎないようにしながら、妊活を頑張っていきたいですね!