ブログの記事はあまり多くはありませんが、ブログを開設して約1か月。
Googleアドセンス審査に2回目の申請で合格しました…!
実はわたしは、1回目のGoogleアドセンス審査では、価値の低い広告枠「コンテンツが存在しない」という理由で叩き落されました…!(2019年3月26日のことです)
ってわたし、見た瞬間、価値が低いコンテンツ枠って書かれてるのに、ショックというより笑いがこみ上げてきました(ポジティブ人間)。
ただし、価値の低い広告枠の中でも、「コンテンツが存在しない」という理由で落とされる人はあまりいないよう。
GoogleさんでもTwitterで探しても、イマイチ明確な回答が見られませんでした。
みなさん、わたしと同じように「コンテンツが存在しないって何ぞや?」状態。
しかし、落ちたその日のうちに再申請し、10日後の4月5日にGoogleアドセンス合格を頂くことができました…!
そこで、不明瞭なこの「価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない」で落ちたわたしが、
- どのような状態で1回目は申請していたのか
- どのように改善したのか
- 連絡がなかなか来ないGoogleに対し、こうしたら連絡がきた
という点についてご紹介していこうと思います。
Googleアドセンスでの価値の低い広告枠って?
そもそも、価値の低い広告枠って何なんだろう?って思いますよね。
価値の低い広告枠とは以下の3種類が挙げられます。
- コンテンツの量が不十分なサイト
- コンテンツが複製されているサイト
- コンテンツが存在しない
いずれの場合も、「広告を掲載するには、あなたのブログにはちょっと問題がありますよ~」っていうことをGoogleさんから言われています。
なぜなら、Googleさんが広告を出してくれるのは、ブログ運営者のためではありません。Googleさんにとって1番大事なのは「10の真実」にある通りユーザーです。
ユーザーが欲しいと思ったこと、知りたいと思ったことを優先できたブログであるかどうか。
そして次に大事なのは、お金を出資してくれている広告主。広告主さんが広告出したいって思わないと…そりゃ、意味ないですよね。
つまり、わたしたちサイト運営者はGoogleさんにとって3番手の存在です。
なので価値が低い広告枠は「ユーザーや広告主にとって利益に繋がりません。改善点がまだまだありますよ」ということを言われていると考えられます。
価値の低い広告枠:コンテンツが存在しないってどういうこと?
さて、価値の低い広告枠が、ユーザーや広告主にとって不備のあるブログということは分かったと思います。
しかし、わたしのこの記事を読んで下さっているということは、コンテンツが存在しないという点でGoogleアドセンス審査に落ちた方が多いはず。
となると…価値が低い広告枠の中でも、他の2つはなんとなくニュアンスは分かるけれど、「コンテンツが存在しないってどういうこと?」って思いますよね。
Googleさんがいう「価値が低い広告枠:コンテンツが存在しない」は以下になります。
AdSense のプログラム ポリシーに記載されているとおり、ユーザーにとって価値がほとんどないページやアプリ、または広告の比率が高すぎるページやアプリには、修正が行われるまで Google 広告が表示されません。これには、広告配信専用のページや、コンテンツが存在しないページやアプリが含まれます。
詳しくは、次のリンク先の情報をご確認ください。
つまり、下記の対策をしていけば、コンテンツが存在しないと言われないようになるってことですね!
- ユーザーにとってほとんど価値がないページを作らない
- 広告の比率が多くならないようにする
- 広告配信用のページが存在しないようにする
- コンテンツが存在していないページをなくす
Googleアドセンスで落とされたブログはこんな状態
Googleアドセンスの申請方法などはググっていただけると、めちゃくちゃ丁寧に書かれている方がいるので、参考にしていただくとして(笑)
では、わたしがGoogleアドセンスに申請し、価値の低い広告枠「コンテンツが存在しない」と言われたときの状況についてまとめていこうと思います。
「コンテンツが存在しない」わたしのブログ状況
わたしのブログ開設日は2019年3月6日。初投稿記事は翌日の3月7日でした。
Twitterでは3.4記事でも合格されている方がいたので、4記事だけど申請してみよっかな~と、軽い気持ちで開設5日後にアドセンス申請をしました。
今思うと、不備だらけなのに出したんかいって笑ってしまいます。
わたしが1回目のGoogleアドセンス申請時のブログ状況は以下になります。
Adsense申請日 | 3月11日(開設日から5日後) |
---|---|
投稿数 | 4記事 |
平均文字数 | 5,880文字 |
平均PV数 | 5 PV |
アイキャッチ | 全ての記事に挿入済み |
プライバシーポリシー | 設置済み |
お問い合わせフォーム | 設置済み |
サイトマップ | Google XML sitemapで作成 |
Google Analytics | 登録済み |
Google search console | 未登録 |
アフィリエイトの使用 | 1つの記事にアフィリエイト貼っていた |
連絡がきた日 | 3月26日(申請から15日後) |
記事数は少ないものの、平均文字数が5880文字と多め。
Googleアドセンスではお問い合わせフォームやプライバシーポリシー設置必須と聞いていたので、そこは押さえて申請しました。
1回目のGoogleアドセンス申請中にしたこと
いざ、Googleアドセンス申請したけれど、申請してから早速、不備があることが分かりました。
それはGoogle search consoleを登録していないということ。気が付いてすぐに登録することになりました。
Googl search consoleを入れていなくても合格した人もいるそうですが、開設してすぐのわたしのブログは…ブログ認識してもらえる自信が全くありませんでした。
他には
- 記事を4記事追加(うち1つアフィリエイトリンクあり)
- アフィリエイトがあった記事を非公開に
- URLのパーマリンクが日本語になっていたので英語に変更
そして、申請して15日後に「価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない」という理由で落ちました。
価値が低い広告枠「コンテンツが存在しない」への対策としてしたこと
最初、わたしは「コンテンツが存在しない」ということに対してピンと来ていませんでした。
そのため、わたしが不合格後すぐにしたことは以下の3つです。
- 非公開にしていたアフィリエイト記事を1つ削除
- 記事を1つ追加
- 本の紹介でアフィリエイトリンクを貼ってしまったのでその部分だけ削除
他に記事を書いてから再申請しようと思いましたが、まぁいっか…とその日の夜に再申請をしました。
さて、みなさん、思い出してください…。
Google Adsenseにおいて「コンテンツが存在しない」への対策は先にも述べましたが、以下になります。
- ユーザーにとってほとんど価値がないページを作らない
- 広告の比率が多くならないようにする
- 広告配信用のページが存在しないようにする
- コンテンツが存在していないページをなくす
もしかしたら、ほかにも不備があるかもしれない…と急に冷静になったわたし、1つ1つについて、確認していくことになりました。
ユーザーにとってほとんど価値がないページを作らない
まず、ユーザーにとってほとんど価値がないページとは何だろう?と考えた結果、価値がないページとは、読者にとって有益な情報がないということ。
価値がない内容を書いたつもりはなかったので、読者になったつもりで「site:(自分のブログURL)」を検索バーに入れて、検索してみることにしました。
すると、ブログページが沢山出てきます。
わたしは、ブログ記事がずらっと並ぶ中に「カテゴリー」ページが含まれていることに気が付きました。
クリックしてみると、カテゴリーページの説明が何もなし。記事のアイキャッチや文章は見えるものの、このページでは何を伝えたいのか分からない…。
そこで、ブログ管理画面からカテゴリーについての検索エンジンに向けた説明文を書きました。
アドセンスに受かる受からない関係なく、カテゴリーページもインデックスされていることが多いので、そこも文章を書いた方が見栄えも良いと思います!
広告の比率が多くならないようにする
次に、広告の比率が多くならないようにするってどういうことだろう?と考えることに。
広告比率が多くなるということは、文字数が少ない場合だと考えました。わたしは特に文字数は問題ない記事を作っているので、特にここは気にしないことに。
全く何も書いていない下書きを消したら、アドセンスに合格した…という人の情報もあるようなので、下書き部分も注意を払っておくと良さそうですね。
一応、わたしもタイトルだけのものはなくしました。
広告配信用のページが存在しないようにする
広告配信用のページが存在しないようにする、ということだったので、アフィリエイトリンクの貼られていた記事は再申請前に削除しました。
また、追加で書いた記事の中に本の紹介記事を書いていたのもあって、その記事は消さず、リンクだけ外すことにしました。
アフィリエイトリンクを貼っていても合格されている方は多くいます。
でも、記事数少なくて勝負する場合は、アフィリエイトが多いと広告比率で落ちてしまう可能性はあると思います。
コンテンツが存在していないページをなくす
コンテンツが存在していないページですが、実はわたし…これに当てはまり過ぎてびっくりしました。
1つはGoogle search consoleにインデックスされていない記事があったので、URL検査からインデックスしました。
さて、わたしは先程「site:」で自分のブログを検索したことを述べました。
そこで出てきたのは、カテゴリーページだけではなく、削除したはずの記事と、いらないと思って消したタグ…。
検索エンジンに載ってしまっているということは、Googleさんはこのページを見ていると思われます。
そのため、削除したはずのページを開いてみると、404エラーページが表示されました。
実は、記事を削除しても、しばらくは削除記事はGoogleの検索結果に残ってしまうんですね。
わたしの場合、記事数よりもこのページエラーが多かったんです。
そのため、これで落ちた可能性が高いと考え、削除したページをGoogleから外すことを考えました。
しかし、ここで問題が。
旧search consoleを使って削除した記事のインデックス解除ができていたようなのですが、新しいsearch consoleでは使えない…んですよね。
そこでわたしが用いたのは、410 for WordPressというプラグインです。
410 for WordPressは「記事を削除しているので、もうありませんよ」という410エラー通知をGoogleに送ってくれます。つまり、記事ページが存在しないことが伝わります。
410エラーを送り返したことで、ページ自体にアクセスすることが出来なくなり、成功。
このエラーを返していないと、404エラーでは、クリックすると記事は出てきませんが、ページ自体に行くことはできます。
そのため、ページはあるけどコンテンツが存在しないと捉えられてしまうのかな?と考えました。
410 for WordPressの使い方はいろんな先輩方が丁寧な解説をしているので、そちらを参照してみてください。
簡単に使えるのでWordPressの方は入れておいて損はないかな?と思います。
- 記事やタグは消しても、検索エンジン上に残りエラーコンテンツとなる
- 追加して書いた記事は、Google search consoleでURL検査を用いて記事をインデックスしておくと確実
他にも取り組んでみたこと
Google アドセンスにおいての対策というわけではありませんが、他にも取り組んでみたことがあります。
読者さんが行き来しやすいように、ブログ内に固定ページとしてサイトマップを作成しました。
プラグインを使えば簡単に作れますが、自分であれこれ書きたくて、自分で作ってみましたよ~。
また、ブログのSEOタイトルも地味に検索流入に影響があるそうで…。
わたしのブログは「かおかおログ」というのですが、SEOタイトルもそれだと、何のブログなのか検索したときに分かりません。
そのため、ブログのSEOタイトルを「かおかおログ」から「高校の同級生夫と結婚したぼっち主婦の日々」と自分のブログのコンセプトが分かるように変更しました。
(実はこのSEO向けのブログタイトルのを変えた日に、Googleアドセンスからお返事来ました)
最終的なGoogleアドセンス合格時のブログ状況
さて、これまでのことを踏まえて、もう一度、最終的(2回目)にGoogleアドセンスに合格したときのブログ状況についてまとめてみました。
改善した点を色付けています。
Adsense申請日 | 3月26日 |
---|---|
投稿記事数 | 9記事(1記事削除したので本来10記事) |
平均文字数 | 6,540文字 |
平均PV数 | 18 PV |
アイキャッチ | 全ての記事に挿入済み |
プライバシーポリシー | 設置済み |
お問い合わせフォーム | 設置済み |
サイトマップ | Google XML sitemapと自分でサイトマップページ作成 |
Google Analytics | 登録済み |
Google search console | 登録済み(sitemapと追加記事をURL検査でインデックス済) |
アフィリエイトの使用 | なし |
エラーコンテンツ | エラー14コンテンツ分、410を送信済み |
SEOタイトル | かおかおログ → 高校の同級生夫と結婚したぼっち主婦の日々 |
カテゴリー | カテゴリー説明文を加えた |
下書き | 下書き9つ(タイトルだけというものをなくした) |
連絡がきた日 | 4月5日(申請から10日後) |
わたしの場合、不合格のとき、複数のページで問題があったと落ちたときに書かれてました。
そのため、1つだけが原因ではなく、改善したものにいくつか引っかかっていたのだと思います。
今では、手間はかかりましたが、アドセンスに落ちたからこそ、ブログ内をちゃんと整えることができたのかな?と前向きに捉えています。
Googleアドセンスの合否連絡が来ないときはフィードバック機能を使おう
ところで…Googleアドセンスの合否連絡がすぐ来る人もいれば、来ない人もいますよね。
わたしの合否連絡がきたのは、いずれもある方法をとった後です。
アカウントを新しく作り変えて申請する人もいますが、重複アカウントになることを恐れて、別アカウントで申請する方法はとらないようにしました。
そんなわたしが行ったのは「フィードバック」から連絡することです。
ここからGoogleさんへ丁寧な文章を送ってアピールしたところ、1回目も2回目も次の日くらいには連絡が来てます。
わたしが送った文面は以下の通りです。
お忙しいところ失礼いたします。いつもお世話になっております。
3月26日にアドセンスの再申請をさせていただきましたが、未だ連絡が来ておりません。
何か不手際がございましたでしょうか?
不備がありましたら、早急に手直しをしたいと思いますので、ご連絡を頂けると幸いです。よろしくお願いいたします。
フィードバックで送る場合、有効化となっている画面を画像つきで送ることができます。
Twitterやネットでもフィードバックをしたら連絡がきたという人がいます。
たまたま起こった出来事かもしれませんが、アピールをするということも大事なのではないかと思いますよ…!
《まとめ》コンテンツが存在しないは1つ1つ見直したら改善できる
コンテンツが存在しないと連絡が来ると、「コンテンツがあるのにどうして!?」って戸惑うことだと思います。
しかし、1つ1つの項目をチェックしていけば、自分の不備が見つかってくるはず。
特に、Googleアドセンスの価値が低い広告枠の中でも「コンテンツが存在しない」で落とされた人は、比較的早めに合格している感じがあります。
自分のブログを今一度、しっかりと確認してみてください。
また、Googleアドセンスに受かるためというより、自分のブログを見やすく、わかりやすくするという意味でポジティブに捉えてみた方が、気持ちも焦らないと思います!
ブログ開設してから、アドセンス合格までに1か月かかりましたが、知らなかった機能も知ることができたので、失敗も悪くなかったなって今は思いますよ。