妊活をしていると、「妊娠しやすい身体づくり」を意識する人も多いのではないでしょうか。
しかし、私は怠っていたことがありました。
それは「妊娠しやすい適正体型を目指す」ということ。
妊娠しづらい体型では「妊娠するまでに時間がかかる」と言われています。
では、どんな体型なら妊娠しやすい身体なの?と気になりますよね。
そこで今回は、私自身が気になった
- 妊活で重要な妊娠しやすい適正体型(BMIと体脂肪率)は?
- 妊活で見落としがちな「隠れ肥満女性」の存在
- 適正体型に近づけるにはどうしたらいい?
といったことをメモとしてブログに残していこうと思います(*’▽’)
妊活で重要|妊娠しやすい適正体型(BMIと体脂肪率)
妊活中の女性にとって、自分は妊娠しやすい適正体型なのか気になりますよね。
そこでまずは、妊活で重要とされる妊娠しやすい適正体型について、
- BMI(ボディ・マス・インデックス)
- 体脂肪率
の2点に関して、調べたことをまとめていこうと思います。
妊娠しやすい適正なBMIとは?
そもそも、BMI(ボディ・マス・インデックス)は、体重と身長をもとに計算される「肥満度」をあらわす体格指数となっています。
計算式は以下の通り。
では、妊娠しやすいBMIはどれくらいだと思いますか?
米国ハーバード大学による12万人の女性看護師を対象にした「看護師健康調査」(1976年より開始)によると、「BMIが20~24の数値の女性は、排卵障害による不妊のリスクがもっとも少なかった」と報告されています。
ただ、アメリカ人と日本人では体型が違うので全てを鵜呑みにすることはできません。
とはいえ、「BMIが30以上になると妊娠しにくく、自然流産のリスク因子になる」と言われているので、適正体型にしておくのは重要だと思います。
日本肥満学会のBMI基準値
18.5未満 | 低体重(痩せ型) |
---|---|
18.5~24.9 | 普通(適正体型) |
25.0~29.9 | 肥満1度 |
30.0~34.9 | 肥満2度 |
35.0~39.9 | 肥満3度 |
40.0以上 | 肥満4度 |
妊娠しやすいBMIは20~24
最も理想的なBMIは21
妊娠しやすい理想的な体脂肪率とは?
BMIは体型を表す指標となりますが、BMIだけではなく体脂肪率も大切になってきます。
なぜなら、BMIが適正体型であっても、体脂肪率が適正でなければ妊娠しづらくなってしまうからです。
そんな妊娠しやすい体脂肪率ですが、22~25%が理想的だと言われています。
特に妊活に関する体脂肪との関係は以下の通り。
- 体脂肪率22%以下になると月経不順、月経異常が起こりやすい
- 体脂肪率17%以下になると排卵が止まったり、無月経になったりする
- 体脂肪率30%以上では排卵がしにくくなる、妊娠率も低下していく
なぜ体脂肪率が低いと妊娠しづらいかというと、脳が妊娠に適した身体の準備ができていいないと判断するので、排卵が止まってしまうのだとか。
それに対し、体脂肪率が高い場合は、レプチンが過剰分泌されることで卵胞の発育が抑制され、生殖機能が低下するそうです。
つまり、BMIだけではなく、体脂肪率も気を付ける必要があるということです。
[メモ]
・妊娠しやすい体脂肪率20〜25%
・妊娠率が低下する体脂肪率15%以下、30%以上
・妊娠が困難な体脂肪率は10%以下、40%以上BMIは21が理想的。
ただし、20〜24でもOK🙆🏻♀️筋肉つけて数キロ増量して…体脂肪は落とす…先が長い🤦🏻♀️苦笑
— KAO🌻1人目妊活|ダイエット (@KAO40015593) January 23, 2020
妊活で見落としがちな「隠れ肥満女性」の存在
しかし、BMIの値では
- 筋肉質な人が肥満扱いをされる
- 体脂肪の多い隠れ肥満の女性が低体重や適性体型と判断される
といったケースが起こりえます。
BMIが妊娠しやすい標準型であっても、隠れ肥満では筋肉量が少なく、代謝も血流も悪いので妊娠しづらい体型となってしまうんです。
体重だけにとらわれるのではなく、自分の身体にどれだけの脂肪、筋肉があるのかを意識するのが大事になってきます…。
妊活中はどうやってBMIと体脂肪率を適正にする?
BMIと体脂肪率についてお話してきましたが、妊活中はどうやってBMIと体脂肪率を適正に近づけていくと良いんでしょうか。
無理にでも適正範囲に入ろうと
- 食事制限をした無理なダイエットを試みる
- 暴食で急激な体重増加を試みる
といったことは逆効果になってしまいます。
そこで続いては、BMIと体脂肪率を適正にするためにすることをまとめていきます。
BMIが高い人や体脂肪率が高い人がやること
BMIが高い人や体脂肪率が高い人は、ダイエットをしていく必要があります。
とはいえ、体重の1割が減るようなダイエットはホルモンバランスが崩れてしまうので、調節をしながらダイエットをしていくのが重要。
ダイエットとしては
- 3食バランスの取れた食事をする(タンパク質は1食あたり片手1杯分を目安)
- 適度な運動(筋トレと有酸素運動)
をしていくと良いそうです。
ただし、野菜ばかりを食べるダイエットや置き換えダイエットでは、筋肉が低下してしまう原因となるので注意が必要です。
たんぱく質が上手くとれないという人は、低カロリーなプロテインで摂取するのをおすすめします(*’▽’)
二人目不妊で体外まで行ったのに三人目は年子で自然妊娠だもんなー。
ほんと自分の体が分からない😣でもダイエットしようとして筋トレとかしはじめてからすぐ妊娠したから運動は大事なのかも🤔
— のえる@6y👧2y5m👦11m👧 (@KA9moB7bcBtJSZr) January 30, 2020
痩せすぎの人がやるべきこと
妊娠をするためには、痩せすぎはNG。
痩せすぎることで、身体は命の危機を感じて生命維持に栄養を使ってしまうので生殖機能は後回しになってしまいます。
無排卵や生理が止まってしまう原因となるので、ある程度の脂肪をつけていく必要が…。
- 食事は3食バランスよく食べる
- 一度にたくさん食べられない人は食べる回数を増やす(間食など)
といった対策をとるようにしましょう。
なかなか太れない人は、せめて体脂肪率22%を目指すようにすると良いと思います。
妊活中はBMIと体脂肪率を意識していこう
なかなか子どもに恵まれなかった方でも、ダイエットをした途端に自然妊娠したという人もいるので、自分の身長に見合った適正体型に近づけていきたいところですよね。
そして、妊活中に適正なBMIと体脂肪率を保つことは、「妊娠してからのリスク軽減」にも繋がってくると言われています。
まだ見ぬ赤ちゃんのためにも、私も頑張っていきたいと思います。
妊活中の皆さん、一緒に頑張りましょう…!!!