突然ですが、「専業主婦の4人に1人はお小遣いなし」という統計があることをご存じでしょうか?
我が家はまさにそんな「専業主婦のお小遣いなし」家庭です。
専業主婦でお小遣いなしと聞いて、
と、どんな風にやりくりしているか気になる方もいるはず。
そこで、今回は専業主婦でお小遣いなしであるわたしの
- お小遣いなし専業主婦の現状
- 専業主婦でお小遣いなしならどうやって貯金するの?
- 専業主婦でもお小遣いはあったほうがいいの?
といった点についてお話していきます。
特に、これから専業主婦家庭になる可能性が少しでもある方は、「専業主婦でお小遣いなし」というリアルな生活を知っておきましょう。
のちに「お小遣いなかったから結婚生活がツライ」なんて可能性もありますよ。
主婦のお小遣い事情。平均額はどれくらい?
さて、少し古い統計となりますが、2013年に博報堂が発表した「子供を持つ既婚女性の就業形態と消費に関する調査結果」を知っていますか?
こちらによると、主婦のお小遣い事情は以下の通りです。
- 専業主婦のお小遣いは平均14,942円
- フルタイム主婦のお小遣いは平均26,725
- パート・アルバイト主婦のお小遣いは平均15,562 円
そして、2018年の明治安田生命の報告書「家計に関するアンケート調査」によると、共働きを含めた主婦のお小遣い平均額は19,376円とのことです。
「家計に関するアンケート調査」を元にわたしが作成したグラフを見てみましょう。
どの層でもお小遣いなし(0円)という主婦がいることがお分かりいただけると思います(グラフ1番下)。
専業主婦でお小遣いなしの家庭は4パターン
今回は、専業主婦でお小遣いなし家庭のことを述べますが、何故わたしを含めて「20代の妻が23%もお小遣いなし」であると思いますか?
考えられることとして、専業主婦でお小遣いなしの家庭は以下の4パターンに分けられてきます。
- 働いていないのが申し訳なくて、お小遣いが貰いにくい
- 家計がギリギリなので、妻のお小遣いが捻出できない
- 生活費の中でやりくりしているので、お小遣いの枠がない
- お小遣いがなくても、欲しいものは夫が購入してくれる
専業主婦でお小遣いなしの家庭でも、それぞれ経済状況は違います。上記の4パターンについて簡単にお話していきます。
お小遣いなしの専業主婦でも、お小遣いを欲しいと思っている人はいます。
しかし、お小遣いが欲しいという気持ちはあれど、専業主婦はただでさえ「外で働いていないということに肩身の狭さを感じている」んですよね。
なので、「夫の給与からお金を貰うのが申し訳ない」という気持ちを抱いて、お小遣いなしを選ぶ専業主婦も多いんです。
ちなみに、自分の独身時代に貯めていた貯金を切り崩す専業主婦も多いですよ。
皆さんにとって、専業主婦のイメージはどのようなものですか?
中には「専業主婦 = 優雅な生活を送っている」と考えている人もいるでしょう。
しかし、専業主婦家庭でも、いろんな家計状況があります。
つまり、夫だけの収入で暮らしてはいても、家計はぎりぎり。妻のお小遣いが捻出する余裕があれば貯金にお金を回す…という家計もあるわけです。
女性は自分のことよりも家計を優先する傾向にあるらしく、自分のお小遣いを削りがちなんだそう。
化粧品や服、美容院…といった妻の出費は「生活費」からやりくりしているお小遣いなし専業主婦家庭も少なくありません。
ただし、生活費の予算の範囲内でやりくりするので、贅沢は出来ません。
実際、これまで述べた
- お小遣いを貰うことが申し訳ない専業主婦
- 家計からお小遣いが捻出できない専業主婦
も、結局お小遣いがないので生活費からやりくりする人も多いです。
ほしいものは夫が買ってくれるため、家計管理は大雑把にしている…という専業主婦さんもいます。
比較的、裕福な家庭の専業主婦さんであったり、家計管理を妻ではなく夫がしている家庭で多いのではないでしょうか。
《専業主婦でお小遣いなし》欲しいものの出費はどこから?
いくらお小遣いなしの専業主婦でも、欲しいものはあるんじゃないの?と思われる方もいると思います。
欲しいものはもちろんあります。
でも、大体のお小遣いなしの専業主婦の場合は「欲しいもの」ではなく、「自分の生活に必要なもの」だけを買う生活です。もちろん、新婚生活でも同じ。
わたしは必要なものだけを買う生活を全く苦としていません。
しかし、中にはご主人はいろいろ買っているのに自分は…と、不満をためてしまう人もいるようです。
ちなみに、わたしの新婚生活の初めの頃は
と、生活費の中からお金を使うことが申し訳なくて、自身の貯金を切り崩していました。
しかし、新婚生活を送っていく中で、夫から
と言われて以降、生活費から必要なものを買う生活になりました。
新婚生活を送っていると、夫との金銭感覚の違いが多少なりとも浮かび上がってきます。
しかし、夫の「俺の収入=私も一緒に稼いだお金」という考えのおかげで、自分の独身時代の貯金を削らずに済んでいます。
ただ、生活費から出すということで、不要なものは以前よりも購入しません。
買い物をするときは「本当に必要なものなのか?」を考えて生活するようになりました。
わたしはこの生活を苦じゃないどころか、本当にいるものを必要な分だけ買う生活は案外、心地良いなと思うことがありますよ。
お小遣いなしの専業主婦が行う《自分のものを買うためのやりくり方法》
お小遣いなしの専業主婦は、自分の欲しいものは生活費から買うようになる人は多いです。
そんなお小遣いなし専業主婦のわたしが生活費の中でお金を使うのは以下のもの。
基礎化粧品・化粧品 | 日用品項目から(無くなり次第購入) |
---|---|
シャンプーなど | 日用品項目から(夫と共用なので気兼ねなく…) |
衣類(服、下着など) | 被服費から(1シーズンで1着買うか?くらい) |
本類 | 書籍費から(毎月1,2冊) |
お菓子 | 食費から(夫も食べるので気兼ねなく…) |
趣味 | わたしの収入から(収入については後述します) |
美容院 | 特別費から(カットのみ、数か月に1度) |
家計簿でのそれぞれの項目に必要なものを当てはめて、やりくりするようにしています。
ちなみに、我が家の家計管理の方法としては以下の3つを中心に行っています。
- 先取り貯金
- スライド貯金(食費、日用品)
- 予算立てを守る
この3本立ての家計管理をしているので、夫の収入の2割~を貯蓄に回すことができています。
お金のやりくりが苦手な方はスライド貯金おススメです。
https://bottisyuhukao.com/married-life/saving-married-life/sinmaisyuhu-kakeikanri/
しかし、生活費の中で家計をやりくりしていると、自分の欲しいもの(必要なもの)を買った月は、その項目が増えてしまいがちです。
なるべく、予算内で抑えられるように心がけてはいるものの、難しいときは難しい…。
そんなお小遣いなし専業主婦はやりくりだけではなく、
- お金を増やす方法
- いかに安く(あるいはタダで)ものを手に入れる方法
を考えていくことも時に、必要です。
ちなみにわたしは、化粧品や化粧水などはモニターをするようにしています。
モニターをするのであれば、ブロネットがおすすめですよ~!毎回1万円分以上の化粧品など貰えています!
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お小遣いなしの専業主婦が自由に使うお金を増やす(収入を得る)方法
専業主婦でお小遣いなしの場合、どうやってお小遣いを増やしていくの?と疑問になりますよね。
専業主婦が自由に使うお金を増やすのであれば、
- 生活費を減らす
- 外食や外出費用を減らす
- パートに出る
ということが頭に浮かぶのではないでしょうか。
しかし、生活費をこれ以上減らすのも大変…だからと言って、外でパートとして働くのも難しいという人も多いでしょう。
そして、何も、外で働くだけが全てではないんです。
お小遣いなし専業主婦のわたしは、在宅ワークとアンケートサイトで地味に毎月3万円~6万円(仕事内容によって変動)の収入を得ています。
お陰様で、大学の奨学金も毎月返せていますし、地味~に貯金もしています。
月に何十万と稼ぐ人もいますが、本業として取り組まなければ難しい額。
しかし、家庭と仕事の両立をしながら数万円を稼ぎたいというのであれば、おうちでもお金を稼ぐことができます。
そんな在宅ワークですが、今はパソコンと安定したネット環境さえあればすぐに取り組めるものばかり。
しかも、クラウドソーシングを通してお仕事を受注する場合、未経験・未資格でも行うことができるんですよね。
しかし、お仕事を上手にしていくことができれば、クライアントさんと直接契約もすることができるので、単価もUPして収入も増えます。
ちなみにわたしが初めて登録してお仕事を始めたのはクラウドワークス
仮払い方式を取り入れているので、お金をしっかりと支払ってもらえますよ。
初めてWEBでお仕事をするのであれば、大手のクラウドソーシングを使ってみると安心です。
専業主婦でお小遣いなし*わたしのへそくり事情
お小遣いなし専業主婦ですが、余った予算と在宅ワークの収入から「へそくり貯金」を地味~にしています。
とはいえ、我が家のへそくりは「夫公認のへそくり」です。
夫とあらかじめ
- 余った予算はへそくり貯金に回すこと
- わたしの稼いだお金はへそくり貯金に回すこと
を話しておきました。
なので、思う存分、余った予算をへそくり貯金に回すことができています。
スライド貯金で余った予算や、在宅ワークで稼いだお金をへそくりして…おかげさまで、今年(1月~5月)で23万円のへそくりができました。
とはいえ、このへそくり貯金は夫と共通の貯金です。
我が家はお金を稼ぐ = 夫婦2人で稼いでいるという考え方をしているのでわたし自身、自分だけでお金を使おうとは思っていません。
でも、このように専業主婦でお小遣いなしでも、工夫次第でお金を増やすことも貯金することもできますよ!
専業主婦はお小遣いなしとお小遣いありどっちがいい?
さて、ここまでいろんなことをお話してきましたが、専業主婦はお小遣いなしとお小遣いありどっちがいいと思いますか?
わたしは、お小遣いなしでも上手くやってはいるので、このままでもいいかな~と感じています。
しかし、お小遣いがある方が以下のようなメリットもあると考えます。
- 我慢ばかりの生活から、心にゆとりのある生活になる
- 生活費から出していた妻の支出を明確にしやすい
- お小遣いの範囲で、自分の好きなことに挑戦できる
今は生活費からやりくりしているので、時々、わたしの支出が不明瞭になりがち。
そのため、今はお小遣いなしの専業主婦ですが、夫と話をしてお小遣いを作ってみようかな?と話しています。
まとめ:専業主婦でお小遣いなしにするかは、よく話あってからにしよう
家計管理の仕方も、家計状況もそれぞれのご家庭で全く違います。
わたしは専業主婦家庭でお小遣いなしでも、家計管理をしたり貯金をするのが好きなので、生活に何にも不満はありません。
むしろ、自分のものを買うより、お金が貯まっていくのを見るほうが楽しいです。
しかし、以下の方は要注意。
- 物欲が強い人
- 自分は家計管理が苦手だっていう人
- お小遣いはないと困るな~という人
専業主婦になる際は、ご夫婦で話あったほうが良いと思います。
お小遣いの範囲であれば、自由にお金を使えるから、家計のことばかり気にしなくて良いですからね。
最初にお小遣いなしにしてしまうと、後からやっぱりお小遣いが欲しい…なんて言いづらいです。よくご夫婦で話し合って決めてください。
とはいえ、もし専業主婦でお小遣いなしでも、在宅ワークをコツコツするだけで、自分の貯金を作ることもできますし、欲しいものを買える環境も作れるので…
どうするかはあなた次第です!
https://bottisyuhukao.com/married-life/schedule/
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