クラウドワークスは大手クラウドソーシングサイトですが、たくさんある案件の中には悪質クライアントが混ざっていることがあります。
在宅ワークはクライアントさんの顔を見ることができないので、
と心配で応募に踏み切れない人もいるのではないでしょうか…?
私も昨年からクラウドワークスを始めたのですが、最初は怖くて色んな案件を見ているだけでした。
以前に比べると「違反案件はだいぶ少なくなった」と言われていますが、全くないというわけではなくて。
私自身、仕事の応募をするときや受注をするとき、
と思ったことがあります。
幸いなことに、あらかじめ悪質クライアントについて勉強をしていたので、騙されてはいませんが…。
知らなかったら、いいカモにされていただろうなって思います。
そこで今回は、私のクラウドワークスでの経験や調べたことを元に
- クラウドワークスで悪質クライアントと仕事をするとどうなるのか
- 実際に私が見かけた悪質クライアント
- 私がクラウドワークスで応募するときの見極めているポイント
- 悪質クライアントをブロックしたいときは
といったことについてご紹介していきます!
悪質クライアントに引っかからないためにも、クラウドワークスで働く上でぜひ参考にしてみてくださいね!
クラウドワークスで悪質クライアントと仕事をすると?
クラウドワークスは大手のクラウドソーシングサービスなのですが、仕事の数が多い分、悪質なクライアントも潜んでいます。
実際、私が見てきた依頼案件の中にも、甘い言葉で誘っている旨い話があって…。
悪質クライアントだと思わず、契約してしまう人もいるんだろうな〜と感じています。
初心者の頃は見極める力がないので、余計に。
もし、クラウドワークスの中に潜む悪質クライアントと仕事をしてしまうと、
- 仕事を納品したのに報酬を支払ってもらえない
- 低価格で「あり得ない量の仕事」を強要される
- 別のサービスを通して、個人情報を盗まれる
- 商品やサービスを無理に購入させられる・詐欺にあう
- 違反案件を通して、犯罪に巻き込まれる
- 自分のクラウドワークスでの評価を下げられてしまう
といったことも起こるそう。
実際、仕事をしていると、クラウドワークス公式からも定期的に「悪質クライアントに関して注意喚起される」ことが多いんですよね。
受注依頼が来るときは、下記の文章が表示されています。
【契約前の直接連絡は規約で禁止されています】
最近、MLMやねずみ講など、クライアント自らが報酬を得ることを目的に募集される悪質な案件が増加しており、パトロールを強化中です。
契約前に、クライアントからサービス外での連絡を促されたり、LINEなどの連絡先を聞かれた場合、
またはメールマガジンや外部サービスへの登録を促された場合には、お手数ですが、辞退をお願いいたします。クラウドワークス公式
クラウドワークスをする前には
仕事依頼ガイドライン、利用規約に抵触するようなお仕事についてのお知らせ
に目を通しておきましょう…!
今はネットを簡単に使える人が増えた分、悪質クライアントは巧妙な手口で人を騙してきます。
一通り目を通しておくだけでも、クラウドワークスを使う上で
- 悪質クライアントに引っかかりにくい
- 安易に契約をせず、疑いの目を持てる
といった姿勢が身につくかと…!
クラウドワークスで見かける悪質クライアント
私がクラウドワークスを始めたのは昨年末からなので、だいぶ落ち着いてきた頃…とは言われています。
ですが、悪質クラウントが少なくなってきたと言われても、怪しい案件はあります。
そこで続いては、クラウドワークスで私が見かけた怪しい案件についてご紹介していきますね。
仕事内容が明記されていない
中には仕事内容を最初から明記していないクライアントがあります。
私が見た案件では、
「ここでは業務内容は言えませんので連絡してください」
と書かれていました。
それなのに、稼げる金額は30万~と書いているんです。
怪しいですよね?
まともなクライアントなら、
- 作業内容は詳しく述べてる
- 企業は運営しているサイトURLを載せていることが多い
通常なら業務内容は明記できるはずなので、不明瞭な案件は怪しいと疑う目を持ちましょう!
同じタイトル、内容で複数の仕事を短時間に連投
クラウドワークスでは、複数の仕事を同じタイトル、内容で短時間で連投するのは違反となっています。
それにも関わらず、同じ人が延々と案件募集しているんですよね。
しかも、こういうクライアントの場合は
- 作ったばかりのアカウント(作り変えている)
- 違うアカウントでも同じ内容投稿
といった特徴があります。
仕事依頼ガイドライン、利用規約に抵触するようなお仕事についてのお知らせ
にも記載されています。
コピー&ペースト案件
コピー&ペーストがメインの仕事で、月30万かせげます!みたいな案件も危ない悪質クライアントのもの。
スマホでOKと書かれているので、初心者からすると「私にもできそう!」って飛びついてしまいそうですよね。
しかも、初心者の方でも簡単に行えるように
- 〇名限り
- 動画とメールでサポートします!
みたいな謳い文句まで書かれていて…。
サポートがしっかりしてるなら大丈夫って思ってしまいそうなんです。
でも、ネットはコピペで簡単に稼げるほど甘くはありません。
簡単な仕事内容なのに、高額な報酬なのは、裏があると考えておいたほうが良いです。
出品代行&報酬制
しかし、私が前日見かけた案件は某サイトの出品代行&アカウント作成というものでした。
アカウントは自分で作ってくださいとのことで…これは犯罪に巻き込まれる可能性大アリ。
また、この手の出品代行は販売1点につき●円といった、報酬制となっています。
クラウドワークスでは報酬制は違反案件なので、この段階でアウトです。
ダブルでアウトなので、出品代行の案件は受けないようにしましょう!
単価が破格
単価が低いのは予算がないクライアントさんからすると、仕方がないことかもしれません。
しかし、圧倒的に「この仕事量でこの価格帯はおかしすぎる」という案件が見られます。
例えば、ライター記事では1文字で「〜0.1円」のもの。
そういうところは、2000円とかで契約するものの、内情は20記事納品。
つまり1記事100円。
初心者の場合、仕事を貰えるだけでも有難いと思って受ける方がいますが、自分を安売りする必要はありません。
私も初心者みたいなものですが、1記事だけで2000円くらい行きますよ。
仕事量に対して、破格の金額で募集をしているのは悪質クライアントです!
私が悪質クライアントを見極めているポイント
私が実際に仕事を探している中で見つけた悪質クライアントをお話しましたが、悪質クライアントかどうか見極めるポイントが知りたい人もいると思います。
そこで続いては、私が実際に仕事を探す上で「悪質クライアントかどうか」注意している点をご紹介していきますね。
これから挙げるポイントで、私はこれまで良心的なクライアントさんと仕事をしてこられました。
本人確認が済んでいるかを確認
私は、案件を受注する際は、本人確認が済んでいるかをチェックすることから始めています!
クラウドワークスでは、本人確認書類を提出して本人確認をとるシステムがあって。
クライアントとワーカーともに、本人確認の有無で信用度合が全く違ってきます。
安心して仕事ができるのは、本人確認まで済んでいるクライアント。
クラウドワークス介しての仕事であれば、公式に相談することができますからね。
企業の場合はネットで会社を調べる
企業の場合は、ネットで企業名を照らし合わせるようにしています。
企業は大体、本人確認まで済んでますが、本当に大丈夫なのか心配だからです。
- 企業名をネット検索して実在しているかどうか
- 住所や代表名などしっかり書かれているか
を確認するようにしています。
というのもあって、私は個人のクライアントさんよりも、企業と契約する方が多いです。
クライアントの評価とコメントを見る
応募したい案件を見つけたら、私は
- クライアントの評価
- コメント欄
を一緒に見るようにしています。
受注していた仕事が終わると、ワーカー、クライアントがお互いに評価をするんですが、仕事がしやすいクライアントは高評価。
一方、悪質なクライアントは評価が低いし、契約ユーザーからの苦情がコメント欄に残っているんですよね。
また、良い評価のクライアントでも、契約ユーザーからの苦情が書かれていることもあります。
どんな評価のクライアントでも、トラブル回避のためにコメント欄までしっかり確認しておきましょう。
クラウドワークスでの発注率を見る
※発注率は仕事を募集して、契約に至った率
なぜなら、発注率が高い方がこれまで多くの人が仕事をしていることが分かるからです。
仕事をしてきた実績があるほど、安心ができる気がしませんか?
特に悪質クライアントは退会・再登録を繰り返しているので、発注率も悪いです。
一応、私の場合ですが、
- 登録したばかりのクライアント
- 写真がないクライアント
も避けるようにしています。
トライアル記事の支払いがあるか確認
ライター案件の場合、トライアル記事を課してくるところが多いので、支払いがされるかどうか確認しています。
※トライアル記事でOKがでたら、ライターとして採用されます。
私が特に確認するのは3点で、
- トライアル記事でも料金発生するか
- トライアル記事の料金は通常記事とほとんど変わらないか
- 支払われていない苦情コメントがないか
をチェックしています。
悪質クライアントの中には、記事だけ貰って支払いをしないところもあるので…コメント欄を確認しておきましょう!
報酬と仕事内容が合っているか
そこで、報酬と仕事内容が合っているかも確認する必要があるんですよね。
なぜなら、仕事量は多いのに格安な報酬で契約させるところは
- ワーカーの利益が少ない
- 無茶な要求をされる可能性が高い
いわゆるブラック企業みたいなもの。
逆に高単価であるのに、
- 簡単にできる
- 〇〇するだけ
と書かれているものも注意しています。
高単価なものは、基本的に知識量が必要なものばかりで、簡単に稼げるものはありません。
高単価なのに簡単に稼げると謳うところは、信用できないと考えておきましょう。
依頼書が説明不足でないか
クラウドワークスでクライアントを見極めるときは、依頼書が説明不足ではないかを確認します。
良心的なクライアントは依頼書を読んだだけでどのようなことをするのか、細かく明記してくれているんですよね。
悪質なクライアントほど
- 依頼書内容が曖昧
- 仕事内容よりも稼げるアピールが強い
といった特徴があります。
ワーカーにとって必要な情報が載っていない場合は、受注しないようにしましょう。
契約前に直接取引をもちかけてこないか
名前や住所、LINEや電話番号などを聞いてくるところもあるそうです。
クラウドワークスは契約前に連絡先の交換をすることは禁止となっています。
契約後は両者の判断で良いそうですが…私は仕事をする上で、契約後もクラウドワークスのメッセージでやりとりすることで問題はありませんでした。
クラウドワークスのメッセージ機能を使うのは何か問題が起こったときの証拠となるので、個人的なやりとりは行わない方が身のためかと思います。
他のサイトやツールを登録させないか
私は他のサイトやツールを登録させるようなクライアントは避けるようにしています。
なぜなら、個人情報の流出の可能性があるから。
在宅ワークは顔が見れない分、ネット上のやりとりは気をつけなければいけません。
クラウドワークス上で仕事をするのに、「メッセージ機能だけで何も問題はない」ということを頭に入れておきましょう。
また、クラウドワークスでは外部サービスなどに登録させるのは違反となっているので気をつけてくださいね。
メッセージのやり取りに違和感がないか
クライアントと契約するときは、契約前のメッセージのやりとりに注意しています。
業務をする上で
- 敬語でメッセージをしない
- 依頼書にない内容を提案してくる
- メッセージ内容が短く、不十分
というクライアントの場合、契約をお断りさせて頂いてます。
なぜなら、顔が見れない文章のやりとりだからこそ、真摯な対応を行う必要があるからです。
快く仕事をするなら、クライアントとの良好な関係を築いていきたいですよね。
クラウドワークスで悪質クライアントをブロックするには
クラウドワークスでは悪質クライアントだと思った案件があれば、あらかじめクライアントをブロックすることができます。
ブロック方法はいたって簡単。
- ブロックしたい相手の「公開プロフィールページ」に飛ぶ
- 画面右下にある「○○さんをブロックする」というリンクに飛ぶ
- ブロックするボタンを押す
で完了です。
ブロックしたことは相手にも通知されませんし、相手からこちらも見られなくなります!
ただし、クラウドワークスで相手と契約中の仕事がある場合はブロックできないので気を付けてくださいね。
悪質クライアントに注意してクラウドワークスを使おう
クラウドワークスを使う上で、悪質クライアントに出会わないようにするには自分で気を付ける必要があります。
旨い話には裏があるということを念頭において、仕事を探していきましょう。
クラウドワークスは悪いクライアントも潜んでいるけれど、とても良いクライアントさんもいます。
それではもう一度、クラウドワークスで悪質クライアントを見極めるポイントを整理しておきます。
- 本人確認が済んでいるか
- 企業はネットで会社が存在しているか2重チェック
- クライアントの評価とコメントが悪くないか
- 発注率が低くないか
- トライアル記事の支払いがあるか
- 報酬と仕事内容が合っているか
- 依頼書が説明不足ではないか
- 契約前に直接取引を持ち掛けてこないか
- 他のサイトやツールを登録させないか
- メッセージのやりとりに違和感がないか
ぜひ、しっかり見極めて、良いクライアントさんとお仕事をしてくださいね。