新米主婦のみなさんは、家計管理に対して
と悩んでしまうことはありませんか?
わたし自身、新米主婦となって早1年…ああでもない、こうでもないと試行錯誤した結果、
- スライド貯金
- 先取り貯金
- あらかじめ決めた予算を守ること
を取り入れて、安定した家計管理ができるようになってきました。
この記事ではその中で《スライド貯金》について、
- 新米主婦にスライド貯金をして欲しい理由
- 新米主婦にオススメな《スライド貯金の仕組み》
- 新米主婦の私が行った《スライド貯金のやり方》
などをご紹介していきます。
スライド貯金を家計に取り入れて、新米主婦でも家計管理をラクにしてみませんか…?
新米主婦にスライド貯金をして欲しい理由
新米主婦こそ試して欲しい《スライド貯金》とは、1か月分のお給料で5週間(1か月+数日分)をやりくりしていく貯金方法のことです。
よくお給料日前になると
という新米主婦さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
大体の新米主婦さんは、お給料日がきたら
”お給料日から次のお給料日までの1か月間でやりくり”
をしようと生活費の予算を立てますよね。
しかし、1か月という長い期間ではバランスを取ることが難しく、
- お財布にお金がある給料日からの前半は気が緩みやすい
- 月の半ばすぎた辺りからお金が足りなくなってくる
という現象が起こってしまいがち。
特に新米主婦となると、家計管理に対してまだまだ未熟。
お金の使い方が分からず、お金を使いすぎてしまった…ということもあるはずです。
しかし、スライド貯金は「1か月単位」ではなく「1週間単位」で家計をやりくりします。
つまり、1週間単位でやりくりするので…
なんてことも起こりません。
なぜなら、外食費も週で使う額を決めておけば…お給料日前でも予算があるから!
また、スライド貯金は1週間の予算を守るだけでOK。
なので家計簿をつけることが苦手な新米主婦さんでもお金を上手に使えます。
さらに言うと…スライド貯金は7日×5週間でやりくりするので…気が付いたら1か月分の生活費が貯金に回せるんです!
- 1週間単位でやりくり → 月末も予算が余る
- 1週間の予算内でやりくり → 家計簿をつけなくてもOK
- 7日×5週間を続ける → 1か月分の生活費が丸っと貯金に
新米主婦こそ試したい!スライド貯金の仕組み
スライド貯金ってそんな魅力的なものなんだ…!と思ってくれた新米主婦さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなスライド貯金とは、1か月分のお給料で1か月と数日間を過ごしていく貯金方法と言いました。
続いては、どうして貯金ができるのかという「スライド貯金の仕組み」について詳しくお話していきます。
スライド貯金の1か月は7日×5週間
通常は1か月のお給料で30日または31日の生活費をやりくりしていきますよね。
しかし、スライド貯金では1か月のお給料を用いて、35日(7日×5週間)でやりくりしていきます。
1か月のお給料を使う日にちが5日長くなるということですよね。
スライド貯金は5か月後には約1か月分の生活費が貯金に…!
例えば画像のように、5月27日がお給料日だとします
スライド貯金を5月27日の週からスタートさせると、スライド貯金上の1か月は6月30日までとなるのがお分かりでしょうか?
すると次のお給料は6月27日ですが、スライド貯金では6月30日まで5月に支払われたお給料でやりくりするため、6月のお給料にまだ手は出しません。
スライド貯金上の1か月を終えた7月1日から、新たに6月のお給料を1週目として使い始めます。
つまり、スライド貯金を行うと暦の1か月とは違い、1か月のやりくりするお金が《数日ずつ》ずれていくんですね。
スライド貯金のスタートは何月から始めたかによって変動があります。
しかし、1か月分丸っとお金が余る月がやってきます。
余ったお金を貯金することで、やっとスライド貯金は完成。
もし2019年5月27日からスライド貯金を始めるのであれば、図の通り。
8か月目は丸っと1か月のお金が余っている状態になるのがお分かりいただけるはず。
ちなみに、スライド貯金は新米主婦がやりくりする生活費だけではなく、お小遣いでもできます。
なので、新米主婦さんだけではなく、お小遣い制のご主人もスライド貯金を用いることで、お金が貯まりやすい体質になりますよ。
新米主婦の私がしてる《スライド貯金のやり方》
スライド貯金の仕組みが分かったところで、早速、新米主婦の私でもできる《スライド貯金のやり方》について詳しくご紹介していきます。
ほんとぺーぺーの新米主婦でもできているので、きっと皆さんも簡単にスライド貯金を行えるはずです!
スライド貯金は変動費のみを用いる!
スライド貯金は生活費の中でも《変動費のみ》でやりくりしていくことをオススメします。
なぜなら、
- 固定費は1週間単位で把握するような使い方をしないから
- 固定費の額が多く、1か月の給与で2度払えないことが多いから
- クレジットカードなどの引き落とし日には向いていない
といった理由があるからです。
1か月の給与で2回も家賃払うって大変ですよね。
そのため、スライド貯金は変動費=生活費の中で行うと管理がずっとしやすくなります。
まず先に、自分の生活費がどれくらいかかっているのかを把握してみましょう。
スライド貯金に用いる生活費の予算決めをする
お給料から、毎月必要な固定費や先取り貯金などを差し引いた「生活費(やりくり費)」を算出していきましょう。
ちなみに、我が家は少し余裕のある予算立てをして
- 食費:30,000円(夫婦ふたり分)
- 日用品など:10,000円(夫婦ふたり分)
- 外食費・娯楽費など合わせて:30,000円(夫婦ふたり分)
- ガソリン代:6000円
の計76,000円をやりくり費にしています。
実際は食費は25,000円もかかりませんし、日用品もここまで多くはなりません。
しかし、予算をきつくしていると「お金がない」という強迫観念に毎週かられてしまいます。
それでは「1か月のやりくり」から「1週間単位」でのやりくりに変えた意味がありませんよね。
そこで、この金額であれば余裕を持って生活が回るという予算を立てておくことが必要。
家計管理が苦手な新米主婦でも、無理せず過ごせる予算立てをしていきましょう。
また、家計簿が苦手な新米主婦さんも予算内でやりくりできれば、毎月家計簿つけなくてもスライド貯金はお金が貯まる仕組み。
つまり、予算を立てがカギと言えます。
生活費を予算立てをしたら、1週間ごとに予算を振り分ける
スライド貯金用の予算立てができたら、次は1週間ごとの予算に振り分けていきます。
我が家の場合、
- 食費 → 30,000円÷ 5週間 = 6,000円
- 日用品 → 10,000円÷ 5週間 = 2,000円
- 外食費・娯楽費など → 30,000円 ÷ 5週間 = 6,000円
- ガソリン代 → 6,000円 ÷ 5週間 = 1200円
週の合計15,200円
この1週間分のお金をお財布の中に入れて、1週間それぞれの項目をやりくりしていくことになります。
我が家はこのくらい余裕ある予算にしておけば、余ります。
スライド貯金は臨機応変に使うことがカギ!
スライド貯金を試していくと、最初のうちは色んな問題が出てくるはずです。
例えば、
- 日用品はまとめ買いするから1週間の予算じゃ収まらない
- 食費の1週間の予算が足りなくなってしまった…!
- 1週間の予算が余ったけど、次の週にプールした方が良いの?
ということが挙げられるのではないでしょうか。
そういった問題を抱えたとき、
- 1週間の予算が余ったら「へそくり貯金」へ回す
- 日用品などまとめ買いするときは、使う週までプールしておく
- 週の予算が足りなければ、翌週から前借りOK
というように独自ルールを決めておくと良いですよ。
ただし、1週間の予算は先程も述べましたが「無理のない金額に設定」しておかないと、次の週から前借りばかりで毎週つらいです。
少し心の余裕のある予算立てをして、1週間の予算余ったら貯金するという形にしましょう。
新米主婦の私がスライド貯金で使っている便利グッズ
さて、そんなスライド貯金なのですが…新米主婦の私は
- スライド貯金用の予算入れは「ジャバラファイル」
- スライド貯金で予算が余ったら「お小遣い帳」
を使うようにしています。
他にも袋分け管理をするという方法もありますが、わたしは今はしていません。
では、それぞれについて、少し詳しくお話していきます。
スライド貯金ではジャバラファイルを使ってみよう!
スライド貯金をする際、ジャバラファイルで予算を管理しておくと便利です。
袋で管理していると、袋が破れてしまうこともあるけれど、ファイルであれば頑丈です。
また、1週目、2週目…というようにファイルに項目を作っておくと毎週、そこからお金を取り出してお財布に入れればOKなだけ。
まとめてお金をお財布に入れて仕分けしておくよりも、使い過ぎを防ぐことが出来ますよ。
100均にも売っていますし、ネットでも豊富に種類が取りそろえられています。
スライド貯金の予算が余ったら「お小遣い帳」でへそくり!
スライド貯金の予算が余ったら、どこで管理をしよう?と考えますよね。
わたしがオススメするのは「お小遣い帳」に記録してへそくりしていくこと。
\最近、新しく追加したお小遣い帳/
わたしがアメブロで以前から仲良くさせていただいている、ゆきちゃんがしている方法です。わたしも感化されてコツコツ実践中。
余った予算はお小遣い帳に記入していけば、自分の頑張りが見えてくるのでゲームみたいで楽しくなります…!
私は「へそくり貯金」と称していますが、我が家は実質「引っ越し準備金」だったりします。
ディズニーのお小遣い帳がネットではなかったので、最後まで迷いに迷ったあだち かなさんのお小遣い帳のリンク貼っておきますね。
《新米主婦のスライド貯金》の進捗状況。
さて、まとめに入る前に「新米主婦のわたし」のスライド貯金の進捗状況についてご紹介です。
主婦となってまだ1年弱の「ぺーぺー新米主婦」のわたしは10月25日からスライド貯金を始めました(現在5月20日)。
見てお分かりの通り…この記事を書いた5月20日は3月のお給料分でやりくりしています。
そして、次の5月25日のお給料は6月27日からなので、しばし眠らせることになりますね。
こんな感じで…予算を次へ次へと回していけるので、スライド貯金はお金が貯まっていく仕組みであることがお分かりいただけるはず。
どのくらいお金が1年で貯まるかという式はこちら
1か月の予算×12か月分…(1)
1週間の予算(※1)×52週(※2)…(2)
(1)-(2)=1年後あまる金額
つまり、この式に当てはめると私の家の1年後の生活費は
76,000円×12か月=912,000円…(1)
15,200円×52週=790,400円…(2)
(1)912,000円-(2)790,400円=121,600円
まとめ:新米主婦はスライド貯金で型を作ってみよう
お財布の中に1か月分のお金を入れていると、お金があるという安心感が芽生えます。
そのため、月の初めで気が大きくなってしまう新米主婦さんもいるのではないでしょうか。
ご主人にねだられたら、買っちゃう新米主婦さんいるんじゃないかな~?
わたしのように、家計管理に力を入れたくても、気が大きくなっちゃう新米主婦さんは気を引き締めるためにも、スライド貯金がオススメです。
それに新米主婦さんほど、お金の管理が身体に染み付くまで「型に当てはめた家計管理をしておく方がお金の使い方が上手くなってくる」と思います。
スライド貯金についてもう一度、簡単にまとめます。
スライド貯金の良い点
- 週単位で管理するので月末にお金がないと焦らない
- 7か月分の生活費で8か月生活できる
- 家計簿苦手でも予算内でやりくりすればOK
スライド貯金の注意点
- スライド貯金は1週間単位の管理(7日×5週間)
- 変動のある生活費のみ、固定費には不向き
スライド貯金で困ったとき
- 予算が余ったら貯金に回して持ち越さない
- 日用品などまとめ買いする人は使わない週は残しておく
- 週の予算が足りなければ、翌週から前借りOK
スライド貯金で便利なもの
- ジャバラのファイル
- お小遣い帳
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