鉄玉子ってみなさんご存知ですか?
鉄玉子とは南部鉄器をたまご型にしたものです(*’▽’)
\我が家の薄型鉄玉子(新品の時)/
お湯を沸かすときに鉄玉子をやかんなどに入れると、微量の鉄分がお湯に溶け出てくるんです。
そのお湯を飲むだけで鉄分を簡単に摂取できるので、私は毎日愛用しています。
でも…そんな鉄玉子を使い始めるとき、
なんて感じている人もいるようなんです。
それもそのはず…鉄玉子には詳しい説明書がありません。
\簡単な説明のみ入ってます/
しかも、鉄玉子のお手入れや使い方次第では
- 鉄玉子の鉄がすぐにサビてしまう
- 鉄分摂取の効果がなくなってしまう
なんて事態に陥ってしまうことも…。
そこで今回は実際に鉄玉子を利用している私が、
- 鉄玉子の使い方
- サビを最小限に抑えるお手入れ方法
- ひどいサビへの対処法
- おすすめの鉄玉子の種類
といった鉄玉子に関する情報をご紹介していきます。
鉄玉子を使うからには、正しい使い方とお手入れ方法を知って楽しく料理をしたいですね。
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\鉄玉子の効果や副作用、相性の良いお茶など/
鉄玉子の使い方と、サビを最小限にするお手入れ方法
鉄玉子の説明書には、使い方やお手入れ方法が簡単に書いているだけです。
だから、鉄玉子を初めて使う人は「正しい使い方やお手入れができていない」ことがあります。
実際、私は使い方が分からず、鉄玉子を1回使っただけでサビがひどくなりました。
\鉄玉子のスヌーピー版に赤サビが/
とはいえ、鉄ですから…酸素がある限り鉄玉子は必ずサビます。
残念ながらサビない方法なんてないですからね。
そして、鉄玉子がサビたからといって使えないことはありません。
むしろ、サビるのが当たり前で、鉄玉子のサビは身体に影響はないので大丈夫。
でも、見栄えの問題でなるべくサビを最小限に抑えたいという人も多いはずです。
そこでまずは、
- 鉄玉子の使い方
- サビを最小限にする鉄玉子のお手入れ方法
- 鉄玉子のツヤだし
についてお話させていただきますね。
鉄玉子の使い方|お湯を沸かすとき
鉄玉子の使い方は簡単。
鉄玉子をやかんやケトル、鍋の中に入れてお湯を沸かすだけ。
初めて鉄玉子を使うときは
- 鉄玉子を袋から出してよく洗う
- 鉄玉子をケトルややかんに入れて、水を沸騰させて捨てるを2,3回繰り返す
- 鉄玉子の下処理が終われば、何も気にせず鉄玉子でお湯を沸かしてお茶や料理に使ってOK
下処理をしないと鉄の味がする場合がある
我が家は鉄玉子が3つあるので、3つ入れてお湯を沸かしています。
\鉄玉子はケトルでも使える/
ケトルの中に鉄玉子を入れたら、あとはMaxの線まで水を入れて沸騰させればOK。
やかんの場合も同じく、水と鉄玉子を入れて沸騰させるだけ。
ただし、沸騰したからといってすぐに鉄玉子を取り出さないでくださいね。
しばらく沸騰したお湯に入れた方が、鉄が溶けだすそうです。
「ザ・鉄玉子」1個を水1L で沸かす場合
沸騰時:0.042㎎
3分後:0.050㎎
10分後:0.069㎎
参考:ザ・鉄玉子 公式
\お湯の場合、茶色になることも/
お湯が茶色っぽくなっても、味やにおいに問題はありません。
お茶を作っても鉄っぽい味もしませんから、気にせず飲んで大丈夫^^
ちなみに、鉄玉子を使って作ったお湯は口当たりが柔らかくなりますよー!
\鉄玉子でケトルが汚れたときの掃除/
鉄玉子の使い道(私の場合)
鉄玉子の使い道としては我が家は
- お湯を沸かすとき
- お茶を作るとき
- お味噌汁を作るとき
- 煮ものを作るとき
- ご飯を炊くとき
- 黒豆を作るとき
- ナス料理
とにかく何でも鉄玉子を投入するようにしています。
他にも
- あさりの砂出し
- 漬物の色付け
にも使うことができるそうです。
\我が家はなめこ汁にも投入/
それから、鉄玉子で朝にまとめてお湯を沸かして料理に使っている人もいますが、
- その都度、料理に使うときに利用した方が水が傷まない(※)
- 水を粗熱を取って冷蔵庫に保管しないといけない
というのもあって、我が家は料理の度に利用するようにしています。
※水は加熱すると塩素がなくなるのだけど、塩素がない水は傷みやすい
- 料理の度に鉄玉子を使う
- お湯の粗熱をとって保存する
だと、お湯の粗熱をとる方が面倒くさかったです。
鉄玉子のサビを最小限にするお手入れ方法
鉄玉子を使い終えたら、鉄玉子のお手入れをするのが肝心です。
- お湯が沸騰した後、熱いうちにお玉で鉄玉子を取り出す
- 余熱で水分を蒸発させる(乾燥させる)、水をふき取る
- 鉄玉子をキッチンペーパーなどで包み、ラップで包んで冷蔵庫で保存
\鉄玉子は水分を飛ばす/
\キッチンペーパーとラップで保存/
鉄玉子はお湯が冷め始める時が1番サビやすいので、熱いうちに取り出すようにしてください。
鉄玉子は鉄だから必ずサビてしまうものだけれど…。
やかんやケトルに入れっぱなしにしておくと…そりゃもう、すぐサビますよー!
鉄玉子の赤サビは身体に悪いわけではないけれど、金っぽい味がしたらサビを取らないと飲みづらいです。
使った鉄玉子を取り出すときは非常に熱いので
- 鉄玉子にタコ糸をつけて使う
- 鍋で使うときは味噌漉しに入れる
- 箸ではなくお玉で取り出す
といった工夫をすると使いやすくなりますよ。
鉄玉子の表面のお手入れ「ツヤ出し」
鉄玉子は使う前は鮮やかな銀色ですが、一度使うだけで色味がくすんできます。
そんな鉄玉子の表面のお手入れとして「ツヤ出し」を時々してみてください。
- 鉄玉子が余熱で温かいうちに、お茶(緑茶)を浸したキッチンペーパーで磨く
- 強くこするとサビの原因になるので、軽く磨くと独特の光沢になる
\鉄玉子の表面お手入れ比較/
鉄玉子にツヤがでてくるだけじゃなくて、表面の赤サビならすぐ取れますよ!
ぜひお手入れ方法として、覚えておきたいところです^^
鉄玉子のサビの対処法。食酢はNG!お茶がおすすめ
小さなサビであれば、先ほどご紹介した「ツヤ出しの方法」でサビがとれますが、サビつきがひどいと取れないことが多いです。
そこで続いては、鉄玉子のサビへの対処方法についてご紹介していきますね。
鉄玉子に食酢をかけるのはNG
鉄玉子のサビを取るお手入れ方法で、食酢をかけると良いという情報を見たことがある人もいるかと。
しかし、鉄玉子に食酢をかけるのは実はNGなんですよ。
酢は鉄を溶出させる効果があるから表面についたサビを一緒にとることができるんです。
でも、酢って鉄をさらに酸化させてしまうんですよね…。
だから、鉄玉子の表面というより「内部」をサビさせることがあります。
食酢で表面のサビが取れても、実は内側が…なんてこともあるので酢をかけてお手入れするのはやめておきましょう。
中がサビたら、赤さびの味がしますからね…。
サビが目立ってきたら「金たわし」で軽くこする
サビが目立ってきたら、金たわしで表面を軽くこするとサビを取ることができます。
こすりすぎると表面を傷めて、サビが悪化してしまうので「優しくこする」を心掛けてください。
間違っても鉄玉子は洗剤で洗わないでくださいね。
ただし注意したいのが…キャラクターものはこすりにくいので、サビとりが難しいです。
私は薄型の鉄玉子は金たわしでサッと擦りますが、スヌーピーは次で紹介する「お茶」を使ってサビとりをする一択です。
サビがどうしても取れないときは「お茶(緑茶)」を使う
サビが取れないときの方法としては、お茶(緑茶)を使いましょう。
- 鍋の中に鉄玉子、水、緑茶の茶葉を入れて沸騰させる
- お湯の色が真っ黒になるまで弱火で沸騰させ続ける
- お湯と茶葉を捨てて新しい水を沸かしなおすのを2,3回繰り返す
- キッチンペーパーで水分をふき取れば終了
\赤サビが出てる鉄玉子/
\お茶はパックに入れると良し/
\鉄玉子が黒くコーティングされる/
\水気を取って完了/
ちなみに、鉄玉子なんですが…周りが白くなってくることがあります。
いわゆる、湯垢。
湯垢は赤サビ防止になるので、無理にとらないようにしてくださいね。
ここまでは鉄玉子の使い方やお手入れ方法についてお話しいましたが、続いては使いやすい鉄玉子の種類についてお話していきます^^
鉄玉子を使うなら「薄型の鉄玉子」がおすすめ
鉄玉子には色んな種類があって、
- スタンダードな鉄玉子
- 薄型の鉄玉子
- キャラクターもの(スヌーピー、ドラえもん、キティちゃん)
- 魚、カブ
などがあります。
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我が家の鉄玉子は
初めて鉄玉子を使ったときはスヌーピーだけでしたが、使ううちに薄型鉄玉子を2つ追加しました。
鉄玉子を使う上で、大事なのは「継続できるかどうか」。
料理に入れるだけなんだけど、
- 料理で使いやすい形か
- お手入れしやすい形か
というのはとっても大事だと思うんですよね。
なぜなら、キャラクターものの鉄玉子なんて凹凸があるので、サビがとりにくいんです…。
鉄玉子を使っているからこそ伝えたいんですが、使うなら薄型鉄玉子がラクです。
薄型鉄玉子をおすすめするポイント
- サビがとりやすい
- コロコロしてないから、使用後取り出しやすい
- 薄いので収納しやすい
また、料理中に使いやすいというと…鯛型の鉄玉子も良さそうです。
健やか通信vol.35~鉄玉子ならぬ…
鉄玉子を買いに行ったら、「鉄鯛」を見つけました!
以来、お味噌汁にも煮物にもお湯を沸かすにも、鯛入り。贅沢かつメデタイ!
口に糸が付いているので、取り出す時は釣り気分で楽しいです。鉄分不足の方はもちろん、釣り好きの方にも(笑)おすすめです。 pic.twitter.com/LoscFx9vRP
— 本の街のお医者さん (@bookhouse_ehon) February 7, 2019
鯛バージョンは糸がついているので、ラクに熱々の鉄玉子を取り出せそうですよね。
鉄玉子の使い方をマスターしていこう!
南部鉄器や鉄のフライパンはハードルが高くて、なかなか踏み出せなかったんですが…鉄玉子は小さいし、お手軽なので始めやすいです。
ただ、鉄玉子の使い方というかお手入れ方法を覚えておかないと…中までさび付いちゃう可能性もあるから、気を付けてくださいね。
鉄玉子は鉄剤を飲んだり、サプリメントを摂ったりしなくても生活の中に取り入れやすいから、貧血に悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。
ちなみに…鉄はビタミンCを一緒に摂ると良いそうで。
- ビタミンCは鉄を吸収しやすい二価鉄に保つ
- 治療でもビタミンCの併用をすることがある
ので、参考にしてみてください。
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はじめまして!
コメント失礼します。
去年、薄型鉄玉子を購入し、お手入れ方法を参考にさせてもらってます!
赤サビが増えてきたら、お茶っ葉で煮込む時はどのくらいの時間煮込んでいますか?
お湯が真っ黒?濃ゆいこげ茶色になっても鉄玉子自身は真っ黒になりませんT^T黒い点々はあります。
なかなか真っ黒にならないので途中で諦めてしますのですが、なにかコツみたいなのがあるんですか?
アドバイスを頂けたら嬉しいです。
みきてぃさん、はじめまして!
参考にしてくださってありがとうございます(*’▽’)
今ブログを読み返して、言葉足らずな点が多くあることに気が付きました。
大変申し訳ないです( ;∀;)
私の場合ですが、お茶っ葉で煮込むときは20~30分ほど弱火でことこと煮込んでいます(色の様子を見ながら)。
もし、色が真っ黒にならないようでしたら、鉄玉子が冷えるくらいまで1時間ほどそのまま放置しておいてみてください。
放置しておくと、鉄とタンニンがしっかりくっついて真っ黒になってくると思います!